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武蔵野市S邸

設計のポイント

集まって飲む場所として、2階平面を一体感のあるフラットな床にした。北側斜線制限を守りつつ、空間の構成に統一感を持たせるために、最も高さ制限を受ける領域を通路とし、箱状の空間がずれながら重なる構成とした。高さや面積確保のために、壁面やスラブを薄くする必要がある。そこで、軽溝型鋼[-450x75x6を高力ボルトで連結する鋼板壁構造を考案した。床はリップ溝型鋼C-125x50を910ミリ間隔に配し、構造用合板を特殊なドリルビスで止め付けて水平剛性を確保している。また、鉄板構造で問題となりがちな、温熱環境対策として、外張り断熱+通気構法を採用した。水平耐力を負担する軽溝型鋼は450幅として、木造住宅用の繊維系断熱材をぴったりと納め、熱橋となる継ぎ目は、ボード系断熱材で補強した。基礎と仕上げ以外は乾式工法のため、施工やリサイクルの視点からもメリットは大きい。(藤江 創)